雨降りの1日が始まりました。
そんな雨降りだから出来るイ草の実験?をして見ました。

イ草は畳表(ござ)の原料で何千本のイ草を使って1枚の畳表になってます。
その畳表の端っこからイ草を引き抜いて行きます。

畳表から引き抜いてバラバラになったイ草です。
ラーメンの様にちぢれた状態でクセが付いてます。

この引き抜いた数千本のちぢれたイ草を雨がザーザー降っている外に1時間ほど放置します。
簡単に言えば水分を十分に浸み込ませます。
そして乾燥させます。

あのラーメンの様にちぢれたイ草がピーんと真っすぐなイ草に戻りました。
水分を含ませると真っすぐな状態に戻る性能があるのでタンスを置いた所が凹んで所などは
水分を与えて凹みを直すなんて事も出来ます(深みの大きい凹みはチョッと無理です)。
畳表に水分を与えすぎるとカビの原因となりますのでスチームアイロンで
凹みを直すこともあります。これもタオルを1枚敷いた上からアイロンを当てるんですが
当てすぎると焦げの原因にもなりますのでご注意下さい。
さて晴れた日に畳替えをとお願いされているお客さんの仕事はイツ作業しましょうね。
台風も来そうだし天気予報とニラメッコの日が続きます(^^;